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”インフオラボ游悠"のホームページへようこそ!   (「インフオラボ游悠」およびロゴマークは、本サイト作成者による登録商標です)

インフオラボ游悠(ゆうゆう)は、ビジネス目標達成を目指す「ご縁のある」企業様や各種団体様への、「ビジネス戦略実行とデータ利活用の視点」で、ご提案・ご支援実施を目的に活動しています。
このサイトでは、当研究所の活動全般に関するご案内や、メッセージ発信をしてゆきます。(プロフィールは、こちら

また、必要に応じた文化活動などにも関わって行きたいと考えており、そういった関連情報も提供する予定です。

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以下の「游悠レポート」お役立ちサイトも参照下さい。きっと面白い話題が見つかります。筆者が昨年オンライン講演実施したEDWは、今年は完全オンラインで実施予定です。そちらののEDWサイト(Enterprise Data World 2021)もチェック。

  (2021年3月5日更新済) 資料類は、上の「游悠レポートサイト」ボタンをクリックしてダウンロードページへ進んで下さい。

【所長の視点】

その107: 組織的データマネジメントの目標とは --- 視野とスパンの共有を目指す仕組み作り


データマネジメントに取組もうという人たちと話題を交換していると、自分のところで中々うまく行かないという声を聞くことが、この言葉が広まってきたといえる今でも大変多いです。今回は、何故そのような状況になっているのかという点を考察します。良く耳にするその中の代表的理由を3点上げるとすると、(1)経営者に理解されない、(2)費用対効果がうまく説明できない(納得してもらえない)、(3)組織的活動に結びついていない、といったことが筆者の経験から来るものといえます。恐らく百人に尋ねても、90人以上の方々が賛同するのではないかと思えるほどです。

第一および第二の理由は、似た側面を持っています。つまり経営者の重要な視点の一つにROI判断があり、その見方から言って効果が見えないというのが上からの考え方。そして、こういうことが実現できれば効果に結びつくと説明できないというのが下からの立場だという関係といえます。これは一見相反しているように捉えられますが、実際には同じ根っ子からきているというのが筆者の見方です。それは一言で表すならば、誰のためのデータマネジメントなのかが本当には理解されていないということでしょう。

DXやRPA,AIといった新しそうな流行語には容易に飛びつくことが多いにも関わらず、そういった活動を支え、また経営判断の根本ともなり得る「事実データ」をしっかりとマネジメントしてゆくという発想が理解されないというのは大変不思議なことといえます。どのような仕掛け、手続きから目の前のデータ/情報/報告書が出来上がっているのかをきちんと説明できないとしたら、経緯者の判断は、一体何を元に行っていることになるでしょうか。そして、中間マネージャ層の人々は、どのようにして日々の活動を行っていると納得できる説明をするのでしょうか。このような見方に立つことができれば、(1)、(2)の理由付けは簡単、つまりデータマネジメントにしっかり取組むというのは、技術的な見方ではなく、経営の根本を支えているということが理解できるはずです。

第三の理由付けの根本にあるのは、データマネジメントは個人プレーではないということが関係者の総意として理解できていないところから来ているモノだと筆者は考えています。それ故に、データをしっかりと管理してゆくための責任体制が曖昧になってしまうということに繋がります。これは組織が大きくなればなるほど顕著なものになると言っても言い過ぎではないと見えます。データマネジメントの成熟度評価という考え方がありますが、そこでは組織の成熟/拡大に応じた評価が段階的に高まるという視点を取入れていることが多いです。つまり個人あるいは小組織から始まったデータマネジメントは、組織的成長に従い変化を取入れ、共同的活動として展開する必要があるものだという見方があるということを示しています。

そしてこのような見方に辿り着けないのは、組織内でデータの取り扱いに関わる関係者の見ている方向性、および長期・短期の時間軸といったものがバラバラになってしまっていることを上げられると考えます。短期的成果を上げることに益々捕らわれること、目の前の形作りに追われる活動、狭い視野でしか見えない業務、といったことの集合体からは、しっかりとした中・長期的データマネジメントの組織作りは生まれないのではないかと見えます。 それに対して、経営者の胆力、継続的に地道とも見える活動を続ける意思、そしてそれを推進する土台作りと技術の活用、これらを抜きにはデータマネジメント活動の成功はおぼつかない物と筆者は考えます。

筆者も参加している データマネジメント協会日本支部(Dama Japan)では、データマネジメント理解の促進を目標に掲げ、定期的な勉強会開催(分科会)などを通じてデータマネジメント実践の理解・促進を図ろうとしています。このような活動に興味のある方は、是非参加検討下さい。

次回のテーマ予定:

「データを活用したモノ・コトの可視化」が意味すること

これまでのメッセージ --> こちら


新着情報(本年分)

2021年5月3日
メッセージ107。更新しました。
2021年4月22日
メッセージ106。更新しました。
2021年4月14日
メッセージ105。更新しました。
2021年3月31日
データマネジメント、データサイエンスのための教育メニューを始めました(こちら参照)
2021年3月31日
メッセージ104。更新しました。
2021年3月5日
3月4日(木)のDamaJ 第12分科会説明資料(抜粋版)。レポートサイトで公開しました。
2021年3月2日
メッセージ103。更新しました。2月27日公開レポート(抜粋版)も合わせて参照下さい。
2021年2月27日
2月26日(金)のDamaJ 第10分科会資料(抜粋版)、レポートサイトで公開しました。
2021年2月7日
メッセージ102。更新しました。(2月26日(金)議論Part2の案内)1月29日資料抜粋版公開しました。
2021年1月19日
メッセージ101。更新しました。(1月29日(金)Dama-J 第10分科会の話題)
2021年1月1日
メッセージ100。更新しました。(一区切りとなる100回目です)
2020年1月1日
【新年のご挨拶】謹賀新年。不確定性の始まりともいえるような2020年が過ぎ去り、新たな2021年を迎えるに当たり一言のご挨拶を申し上げます。関係者におきましては、本年も何とぞ宜しくお願い致します。