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【所長の視点】
その134: 時には「物理的視点から初めてみようではないか」という話(その1)

近頃はメタバースといったゲーミング的世界の話題が増大して、現実世界の視点を徐々に忘れようという方向に動かされつつある印象を筆者は抱きます。常日頃多勢の見方だけから見ることに違和感をもつ天邪鬼な筆者は、時には物理的な世界を見直す視点から話題を進めても良いのではないだろうかと考え、今回はそういった話題です。
実は、筆者は余り自分の周りの電気設備がどのように構築されているのか常日頃意識せずに過ごしていました。しかし地方への移住を画策するに従い、生活に必須となっている身の回りの電気的な世界がどうなっているかに興味を持ち始めました。すると、案外都会地の大通りでは電柱が消え始め(地下埋設化)脇道に入るとまだ電柱設備が存在し、一方地方では電柱がまだまだ活躍の場を広げていることに改めて気付いたわけです。この電柱を経由して流れる電気はいったいどのように管理され、日々の生活を支えているのだろうか? そして何か非日常的な事柄発生時には、自分がどのように対応ができるのだろうかという疑問が突然湧き出しました。
そういった中で目に飛び込んで来たのが「電気工事士」資格制度の話題です。職業的に電気工事に付きたいことではないのですが、受験テキストを眺めると、身の回りの電気設備がどのような約束毎で構築維持されているかの基本ルールの塊であることが分かりました。そこで早速テキストを買い入れ、俄の電気的物理世界の独学に飛び込んだ。普段使いをしている割には、自分が電気のことを殆ど分かっていないことに気付き、高校時代に囓った物理を思い出して、電気学と磁気学の初歩学習から始まり、この物理世界の不思議さに改めて気付きました(とはいっても常識的な概念知識を仕入れましたが、ニコラ・テスラに近づく原理世界の理解には程遠い(笑))。
「日常的電気世界」は回路作りを通して電気の流通を構築することで利用できるようになっている。この回路の構成は、電気機器(ネットワークを構成する電線、コード群を含む)からできており、論理的なトポロジーで一旦記述されていることが分かりました。しかしその論理的構成図を理解しただけでは、日常的電気生活を支える物理環境は構築できません。それを可能とするには、電線の回路作りを具体化する物理線図を描く必要があります。これを「複線図」と呼び図式化します。この論理的つながりの「トポロジー(単線図)」と物理的回路構成を表現する複線図との関係(変換)を理解しなければ、電気の実用化ができないわけです。更にその物理的回路を支える具体的構成物(電線種類、電線工事に使う管(鋼、ビニル)等)、そして温度条件や電気量に応じた回路パスの制約といった内容の組立て構成理解が必須事項になります。更には後ろにそれらの電気的回路構成作りを行うための様々な道具類が控えています。
一つの感想としては、これらは筆者がこの欄で色々触れてきた「データモデル」概念に近いなということでした。これらの内容については次回に説明したいと思います。因みにこの取り掛かりである「第2種電気工事士」の筆記試験は今年度からCBT形式で受験できるようになりました。知識ゼロからの2ヶ月間集中学習により、5月の受験結果は無事合格となりました。資格化のためには、次に本当にガチガチの物理につながる「実技試験」を受ける必要があり、筆者も工事用具を買い込み鋭意練習を始めたところです(笑)。[次回に続く]

次回のテーマ予定:
「データを活用したモノ・コトの可視化」が意味すること
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新着情報(本年分)
- 2023年5月24日
- 所長メッセージ、更新しました(その133)。 (New)
- 2023年4月19日
- 所長メッセージ、更新しました(その132)。
- 2023年3月11日
- 所長メッセージ、更新しました(その132)。
- 2023年3月10日
- 游悠レポート2023-01SP にサブジェックト領域図を追加しました。
- 2023年3月7日
- 游悠レポート2023-01SP、製造業概念モデル(期間限定版)を登録しました。
- 2023年2月12日
- 所長メッセージ、更新しました(その131)。
- 2023年1月6日
- 年始めの所長メッセージ、更新しました(その130)。
- 2023年1月1日
- 【新年のご挨拶】謹賀新年。2021年に続き激動のイベント続きとなった2022年を越え、新たな2023年を迎えるに当たり、一言のご挨拶を申し上げます。本年は、更に社会変革が予想される年です。この年を新たな気持ちで迎え邁進する所存です。関係者の皆様、本年も機会の折、何とぞ宜しくお願い致します。