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【所長の視点】

その109: 設計対象を「論理」と「物理」で截然と分けて見ることの意味付け


今回は、システム化の計画あるいは上流設計/分析のタイミングにおいて、対象を検討する上で「論理的」な捉え方と「物理的」な捉え方を意識的に分けて考えることの意味および重要性について考えることにします。このきっかけは、あるシステム的なテーマ検討をグループで行うに際し、中々咬み合わない議論の原因がどこから来ているのかを見直したことからでした。こういった見方にヒントを与えているのはエンタープライズ・アーキテクチャ(EA)で有名なザックマン・フレームワークが貢献していると思えます。

対象を検討する際に、技術的にその対象領域に詳しい人間であればあるほど、その技術的な実現方法(仕掛け)やどのように取り扱えば良いか、そのためにはどの技術を利用するか等という点に目が向きやすいものです。十分な要件が揃ってきた後や、その実現の仕組みを一段深く掘り下げる場合には、その技術的視点が大変役立ちますが、その前段階で細かい技術要素を混在させてしまうことは、往々にしてアイディア発想に水を差してしまうことがあります。この細かな技術要素(例えば、具体的なソリューション)を考慮した設計段階を「物理的」な設計段階とここでは捉えることにします。その前の実現したい機能/プロセス段階で対象を捉えることを「論理的」な設計段階とします。

この論理的と物理的を截然と分けて捉えることのメリットは、(1)特定の(技術的)制約に囚われる可能性を低減する、(2)ある技術(またはベンダー)製品に縛られない発想を可能にする、といった点にあるものと考えられます。特定の技術要素から目を離せなくなると、発想の本筋から外れてゆくこともありえます。また、アイディアを他者と共有するに当たっても、複雑度が混じり込んでスムースなやり取りの機会を逃すという可能性も高まることになります。ある特定の技術的ソリューションやツールを取り扱うベンダーやSI会社(或いはコンサルティング企業)と構想の早い段階から付き合い出すと、時に混乱が生じたり、方向性への偏りが生まれることがあるのは、こういった点が背景にあるものと考えられます。

しかし、技術的に大きな飛躍がうまれた場合や、特定の技術を生かした設計を行いたい場合には、上記の議論は必ずしも当て嵌まらないことがある点を考慮に入れておくことも必要なことがあります。この辺りの見極めに対して明確な区分点はないといえますが、そこが発想を練ることの面白さだということができます。多くの場合は、一旦必要な論理的方向性が決まれば、次にはそれを実現するための技術要素と利用可能な資源を深掘りし、徹底的に邁進して行くというのが成功への秘訣だということができるでしょう。発想・設計の早期の段階では余り技術面に拘らず検討を重ね、段階が進んで実現性を練る段階では利用する技術要素に徹底的に関わって行くというのが、ここでのポイントでしょうか。

最後に繰返しの言い回しになりますが重要な考え方として書き留めておくことにします。(1)論理要素と物理要素を混在させて考えてしまうと、対象の物事を複雑化させる可能性を高める。(2)それがアイディアの交換に支障をきたすことがある。これは筆者の個人的経験から来る考え方である点も付け加えておきます。

次回のテーマ予定:

「データを活用したモノ・コトの可視化」が意味すること

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新着情報(本年分)

2021年6月14日
メッセージ109。更新しました。 (New)
2021年6月2日
6月1日実施されたDamaJ第11分科会説明資料(抜粋版)をレポートサイトで公開しました。
2021年5月20日
メッセージ108。更新しました。
2021年5月3日
メッセージ107。更新しました。
2021年4月22日
メッセージ106。更新しました。
2021年4月14日
メッセージ105。更新しました。
2021年3月31日
データマネジメント、データサイエンスのための教育メニューを始めました(こちら参照)
2021年3月31日
メッセージ104。更新しました。
2021年3月5日
3月4日(木)のDamaJ 第12分科会説明資料(抜粋版)。レポートサイトで公開しました。
2021年3月2日
メッセージ103。更新しました。2月27日公開レポート(抜粋版)も合わせて参照下さい。
2021年2月27日
2月26日(金)のDamaJ 第10分科会資料(抜粋版)、レポートサイトで公開しました。
2021年2月7日
メッセージ102。更新しました。(2月26日(金)議論Part2の案内)1月29日資料抜粋版公開しました。
2021年1月19日
メッセージ101。更新しました。(1月29日(金)Dama-J 第10分科会の話題)
2021年1月1日
メッセージ100。更新しました。(一区切りとなる100回目です)
2020年1月1日
【新年のご挨拶】謹賀新年。不確定性の始まりともいえるような2020年が過ぎ去り、新たな2021年を迎えるに当たり一言のご挨拶を申し上げます。関係者におきましては、本年も何とぞ宜しくお願い致します。